よくあるご質問 FAQ
インプラント治療のよくあるご質問
Qインプラント治療は安全ですか?
外科手術が必要なため、リスクはゼロではありません。当院では、手術前にCT撮影などによって精密に検査し、顎骨内の血管や神経の位置をより正確に把握することで、周囲の血管や神経を損傷するリスクを回避し、より安全に治療できるようにしています。
Q治療はどれくらいの期間がかかりますか?
必要とするインプラントの本数や顎骨の状態によっても異なりますが、インプラントと顎骨が結合するまでに数ヵ月かかるため、多くの場合、治療が完了するまでおよそ半年から1年ほどかかります。
Q術中や術後に痛みはありますか?
インプラントを埋め込む手術は、局所麻酔をして行なうため、基本的に手術中に痛みを感じることはほとんどありません。ただし、手術後は親知らずの抜歯と同程度の痛みや腫れが生じます。痛みが強い場合は、鎮痛薬を服用していただきます。
Q治療に年齢制限はありますか?
顎骨が発育途中の子どもにはインプラントを用いた治療は行ないません。
成人の場合は、基本的に年齢制限はありませんが、全身疾患をお持ちで外科手術によるリスクの高い方や、外科手術を受ける体力がない方には、ほかの治療方法をおすすめすることがあります。
Q治療するのに入院が必要ですか?
外科手術が必要というと大変な手術を想像してしまうかもしれませんが、入院の必要はありません。手術当日にお帰りいただくことができます。
ただし、歯肉を切開することで傷ができていますので、手術後は激しい運動や飲酒、喫煙、長風呂などはお控えください。
Q治療の時間はどのくらいですか?
インプラントを顎骨に埋め込む第1次治療は、インプラントの数が1本のみの場合では30分から1時間ほどで終わります。埋め込むインプラントの本数が多い場合や、骨を増やす処置を同時に行なう場合は、さらに時間がかかります。なお、第2次治療は第1次治療のおよそ半分ほどの時間で終わります。
Q治療後、日常生活に制限はありますか?
手術後すぐは、痛みや出血の原因になるため、激しい運動や長風呂、飲酒など、血行を促進することは控えてください。一週間ほどで痛みや腫れもおさまりますが、そうなれば普段通りの生活を送っていただいて問題ありません。
Q治療後、メンテナンスは必要ですか?
歯ブラシや歯間ブラシによる毎日のケアに加え、必ず定期的に歯科医院でメンテナンスを受けましょう。メンテナンスを受けることで、インプラント周囲炎などの病気だけでなく破折などのトラブルも防ぎやすくなり、インプラントをより長く使い続けられます。
歯周病のよくあるご質問
Q歯周病になるとどんな症状が出ますか?
歯肉に炎症が起きることで、歯肉の赤みや腫れ、出血などの症状が出ます。口臭も強くなります。症状が重くなると歯を支える骨が炎症によって破壊されるため、歯がぐらつくようになり、最悪の場合には歯が抜け落ちてしまうこともあります。
Q歯周病になりやすい人はどんな人ですか?
歯周病の直接的な原因は、歯垢のなかにひそむ歯周病菌です。そのため、毎日きちんと歯磨きによって歯垢を取り除けていなければ、歯周病になりやすいといえます。
そのほかにも歯ぎしりや食いしばりの癖のある方、妊娠中の方も歯周病になりやすいことがわかっています。
Qタバコを吸っていると歯周病にかかりやすいですか?
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させて血行不良を引き起こしやすいうえに、細菌に対する抵抗力も低下させやすいため、タバコを吸わない人と比べると歯周病にかかりやすくなります。
Q歯周病と口臭は関係がありますか?
口臭があれば必ずしも歯周病だというわけではありませんが、歯の周囲の組織が歯周病菌によって炎症を起こしていると、口臭が強くなりやすいのは事実です。急に口臭が強くなった場合は歯周病の可能性が高いため、一度受診ください。
Q歯周病は若い人でもなるのですか?
歯周病はたしかに中高年の方に多い病気ですが、実は歯周病の初期段階である歯肉炎などは、幼い子どもでもかかることがあります。歯周病は痛みなどの分かりやすい自覚症状がないため、気付かずに症状が進行してしまうことがよくあります。歯周病を予防し、大切な歯を守るために毎日の歯磨きに加えて定期的に検診を受けましょう。
Qほかの病気と歯周病は関係がありますか?
近年、さまざまな全身疾患と歯周病の関連性が研究によって明らかとなっています。歯周病と関係があることがわかっている病気としては、糖尿病、心筋梗塞、動脈硬化、誤嚥性肺炎、早期低体重児出産などがあります。
Q歯周病が進行するとどうなりますか?
歯周病による炎症が歯肉から歯を支えている骨にまで炎症が及ぶと、炎症によって骨が溶けてしまいます。骨の破壊が進み続けると、歯を支えられなくなって歯が揺れるようになり、最悪の場合には抜け落ちてしまうこともあります。
Q歯周病予防に効果的な方法はありますか?
まずは毎日の歯磨きで歯周病の原因となる歯垢をしっかりと取り除くことです。しかし、歯磨きでは歯と歯肉のすき間の奥深くに付着した歯垢や歯石は取り除けないため、定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受けることをおすすめします。
・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
・高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
・手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
・手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気副作用が現れることがあります。
・手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
・インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
・毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。
・治療内容によっては自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・基本治療で改善しない場合に行なう歯周外科治療や歯周組織再生療法では、歯肉を切開するため、腫れや痛みをともなうことがあります。
・治療によって歯肉が引き締まってくるため、被せ物と歯肉の段差が目立つことがあります。